会社を辞める時期は思ったより重要です。
時期の決め方、辞めるべきタイミング、
税金、保険、年金についてまとめました。
会社を辞める時期で
給料の手取りが変わってきます。
出来るだけ手元に残るお金が多くなる方法を
お伝えしていきたいと思います!
お得になるタイミングで会社を辞めましょう!
Contents
会社を辞める時期はどのように決める?
会社を辞めると決めた時、
辞めたいタイミングや時期があると思います。
しかし、会社を辞める時期は会社と相談しながらでないと
決めることが出来ません。
まず、直属の上司に会社を辞める理由を説明して、
納得してもらいます。
希望の退職日があると思うので伝えましょう。
上司はそこからさらに上へと話を上げて、
人事、総務部にも連絡します。
あなたが辞めた後のポジションには誰を持ってくるか、
新たに採用するのか、別の部署、支店から人を動かすのか?
それとも同じチーム内でカバーするのかなど・・・
その段取りが決定すると、引継ぎ時期の決定に入ります。
新しい人はいつ来るのか?とりあえず上司が引き継ぐのか?
そこまで決定するとあなたの辞める時期を決定します。
もちろん、会社側の要望も必ずあります。
この時、会社を辞めてその後ゆっくりしたいと思っている方は
必ず引き延ばされる傾向にあります。
理由は簡単、辞める意志表示はあれど、
まだ働けるからです。
退職後の予定がないから。
辞める時に一番強力なのは次の内定が決まっていて、
入社日も決まっている状態。
これだと延長することが出来ませんし、
有給休暇の問題もありますので
会社は早急に手を打たないといけません。
かといって内定が決まっているという嘘はやめておきましょう。
ここは嘘がつきづらいんです。
どこの会社なのか必ず聞かれますし、
今後の退職手続きが色々と面倒です。
円満退職したいならこの手の嘘はオススメしません。
お互いの帳尻を合わせて晴れて会社を辞める時期、日が決定します。
そして、その交渉の際頭に入れておいて欲しいのが
税金、保険、年金です。
特に、会社を辞めて、次の就職先が決まっていない方です。
-
-
会社を辞めるタイミングはボーナス後!何ヶ月前に伝える?(体験談)
会社を辞める! そう決めて新たな人生を踏み出そうとしているあなた。 辞めるタイミングは本当にそれで大丈夫ですか? 知らずに損をしていませんか? 辞めるなら絶対にボーナス後に ...
続きを見る
会社を辞めると、自分で払うものがある
会社を辞める!
なかなかない経験ですが、
そんな勇気のある一歩を踏み出したあなた。
やることは結構あるものです。
それは、税金、年金、保険です。
これらは会社に属していると毎月給料から控除されていて、
引かれた分が手取りとして残るという仕組みになっています。
会社を辞めてみて思ったのが、色々払っていてくれたんだなぁという
素直な感想(笑)
実際に自分で払い始めて、総支給の大事さが身に沁みました。
ついつい手取りにばかり気を取られがちですが、よくよく給与明細を見てみると
色んなものが引かれています。
これらは会社を辞めると自分で支払うことになります。
主に税金、年金、保険です。
税金や保険がお得になる時期やタイミングはいつ?
会社を辞めるに当たって個人にのしかかる税金や保険、年金問題。
会社を辞めて、次の会社が決まっているのなら、
そのまま移行して終了です。
しかし、少しの間自由に過ごしたい、
人生について考えたいと思っている方は
自分で役所に行って処理しなければなりません。
私も辞めた後の税金、保険料、年金には驚きました・・・
「住んでいるだけでこんなに払うか?」
「国、金取り過ぎだろ・・・」と
何度も思った記憶があります。
もしこれらが辞めるタイミングによってお得になる時期があるのなら
知っておきたかったですね・・・
退職後主にする手続きは、健康保険と年金と、住民税。
所得税は会社であなたが稼いだお金に
かかる税金なので関係ありません。
住民税
住民税、住んでいるだけで払う税金・・・
まぁ私たちが住んでいる町の
色々な整備にお金がかかっているので仕方ないのですが。
この税金のおかげで気持ちよく住めていると考えましょう。
市区町村に住んでいると住民税がかかります。
住民税と言うのは、市民税、県民税です。
(その他 府、都、道)
これに関しては特別徴収と言って
会社が毎月支払いしてくれています!
給与明細に住民税の控除があるはず。
会社を辞めると、自分で税金を納めますが、
普通徴収に切り替わります。
支払いは6月、8月、10月、1月です。
毎月支払いが出来るのは会社だけです。
これは退職したタイミングによって、会社がどこまで払っているか
変わりますので、残りを自分で支払うイメージですね。
これはいつやめたらお得とかはありません。
かなり高額です。普通のサラリーマンだと年間何十万かは
払わなくてはいけません。
おそらく、20代~30代で
20万~40万が多いのではないでしょうか
正直けっこうきついです。
この住民税、軽く見ないほうが良いです。
通知が来た~また後で見よう!とほったらかしにしていると
痛い目に逢います。
住民税は払わないと延滞金がかかり、それでも払えない場合は
大切な財産が差し押さえられます・・・
こんな事態にならないように気を付けましょう。
保険料と年金
さて、問題なのは社会保険です。
社会保険は
健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険
によって構成されています。
これは辞めるタイミングによってお得な時期があります。
通常、社会保険は資格喪失日の月の前月分までを徴収します。
どういうことかと言いますと、8月30日にやめるのと、8月31日でやめるのとでは
8月30日に辞めた方がお得だということ。
8月30日付けで退職した場合、資格喪失日は8月31日。
つまり7月分の徴収のみで済みます。(給料天引き)
8月31日付けで退職した場合、翌月の9月1日が喪失日。
つまり、8月分も徴収されてしまうという事。
つまり、8月31日退職の人は、8月の給料で、2ヶ月分の
社会保険料を徴収されることになります。(2ヶ月分給料から天引き)
8月30日に会社を辞めた方が1ヶ月分お得という訳ですね!
ただし、あなたの考え方次第です。
日本は「国民皆保険制度」「国民皆年金制度」を取っています。
健康保険も年金もどれかに加入しなければならないのです。
健康保険は
会社で入っていた「健康保険組合」の継続、
または「国民健康保険」に入らなければいけません。
会社で入っていた健康保険組合は会社と折半で支払っていたので安いです。
しかし、会社を辞めた後に継続となれば全額自己負担となりますので、
健康保険組合の継続か、国民健康保険の
どちらが安いか検討してみましょう。
年金は・・・
会社を辞めた後、転職はせずに
何ヶ月かは日本を巡りたい、
沖縄でゆっくりした、ネットビジネスに挑戦したいと考えている方は
会社に就職しないという事なので、
厚生年金保険を辞めることになります。
厚生年金保険は会社員の保険だからです。
つまり、国民年金に加入しなければいけません。
国民年金に上積みされたバージョンが厚生年金保険だと思ってください。
ですので、老後もらう金額は厚生年金>国民年金です。
社会保険は会社と社員が折半で支払っています。
半額は会社が払ってくれていたのです。
知っていましたか?
私は恥ずかしながら退職するまで知らなかったです・・・
ですので、給与明細の金額を払うのかと思っていたら違いました。
その倍だと考えてください。
老後もらう金額が厚生年金>国民年金ですので
支払う金額も厚生年金>国民年金ですのでそこは少し安いです。
話を戻しますと、会社を辞めたら国民年金に加入するので、
退職する際の
1ヶ月間支払わなかった社会保険の中の
厚生年金保険は積み立てられていないんです。
まぁ人生目線でみたらその一ヶ月の上積みは僅かなものだと思いますが・・・
あなたの価値観次第です。
目先の手取り数万円を取るか、人生目線で一ヶ月の上積みを取るか・・・
まとめ
会社を辞める時期を決めるまでの過程を
説明しました。
出来るだけ自分の希望する退職日を通してください。
会社の都合もありますが、あなたの都合もあります。
これは会社との交渉事です。
私の経験上、強気でいって問題ないと思います。
そして、会社を辞めると支払わなくてはならない
年金、税金、保険について説明しました。
特に社会保険は辞めるタイミングによって、
最後の給料の手取り額が
変わってきます。
出来るだけ、自分の中でお得だと思える選択をしてください。
-
-
副業で初心者が簡単&安全に5万円を目指せるオススメはこれです!
副業の需要は年々高まっていますが、 初心者の方が「簡単」に実践できるオススメがあります。 しかも5万円くらいなら比較的簡単に稼げるので、 効率の良い人は10万円は稼ぐことが出来るでしょう。 そのオスス ...
続きを見る